学舎を 強盗の巣となす 赤い羽根

 赤い羽根共同募金のシーズンがやってきた。社会人相手の街頭募金はまあ許せる。しかし学校での事実上強制募金には、昔も今も怒りを覚えている。


 大体、「全員に強制配布」「集金袋で教材費と一緒に請求」「募金の済んだ児童を名簿できちんとチェック」これを押しつけと言わず何と言おう。


 しかしまあ、NHK受信料や交通安全協会の会費や国民年金を、疑問を抱いて払わないという人が、赤い羽根の募金は少額だからと何の疑問も抱かず子供に持たせるのは、どうしてだろう。卒業式での日の丸や君が代の押しつけに反対の人が、募金の押しつけには無頓着なのは、どうしてだろう。少額だからとか、愛と平和が目的だからいいとでも言うのだろうか。


→詳しくは「学校における強制募金の実態」を参照。