こんなご意見を頂戴しました。
ここまでオタクについて書くことができるのは素晴らしいと思いました。
あなたは公正な立場でものを言っている気でしょうが、実はそうではないですよね?
アニメ狂いが100%犯罪者(イッたやり方で人を殺したり)にはなりませんが、その一方でこういった犯罪者のなかのアニメ狂いの割合は一般社会
(オタク共とどうしても区別しなければ健全な人たちに申し訳ないので一般社会と表します)
のそれと大きく差があるのは事実です。
そこを良く考えれば何か分かると思いませんか?
公正を装うのなら、正当化だろうが批判だろうが構いませんが、この部分にも言及すべきではないですか?
読み解くヒント
- 「犯罪者のなかのアニメ狂いの割合は一般社会のそれと大きく差がある」のは「事実」と主張するけど、ソースはどこ?(まさか脳内ソースでは?)
- 「オタク」に「共」を付けていたり、「擁護だろうが批判だろうが」ではなく「正当化だろうが批判だろうが」と書いていること。
- 「アニメ狂い」を「貧困層」とか「外国人」など別の言葉に置き換えてみると、ネット右翼やネオナチの紋切り型な差別発言にそっくり。
おたくバッシングをするような人々も、時々変な妄想をするんですね。知りませんでした。
補足
七つの迷信
初版をかれこれ10年前に書いたこの記事に、今頃ブックマークがたくさん付いていてビックリしていたり。上の意見は、恐らくこの記事に対する意見なのかもしれません。
ただ、当時とだいぶ状況は変わったという思いが強い。パソコンを使っているとか、インターネットを使っているから、面と向かってコミュニケーションできない暗い奴などと言われる事は、まず無くなりました。当時は少女漫画の人気もまだまだあって、少女漫画原作のアニメも今より多かったけど、今では少女漫画というカテゴリ自体が絶滅の瀬戸際に立たされている感じがします。代わりに深夜アニメがこんなに大増殖して、NANAやハチクロやのだめのようにティーン〜成人女性を主対象にした漫画が原作の作品や、萌えオタを対象にした作品だらけになりました。 なんと言っても大きな変化は「電車男」や「秋葉原再開発」に伴うアキバブームでしょう。これは全くの想定外でした。
このような状況の変化に伴って、いずれは改訂版を出したいと考えているところです。