http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090125-OYT1T00396.htm
品川駅の高輪口側に出るとすぐ見えるあのレトロな建物は今後どうなるやら、動向が気になります。
実は私は昨年10月に泊まったことがありますが、率直に言うと「老朽化が激しい上に、ここ数年ほとんどリフォームされていない状態」といった具合でした。リッチな設備を望むならお隣に品川プリンスがあるし、もうちょっと足を伸ばせば、品川プリンスのまたお隣に東横インがああって、そこの方が安くて綺麗なのですから、そこをわざわざ京品ホテルに泊まるのは、私みたいな物好きくらいのものです。
昭和初期の建物とは言え、狭いながらもプラスチックのユニットバスがあって、空調設備やテレビも一応あるので、過去には何度もリフォームされてきたのでしょう。しかしよく見てみると、じゅうたんは薄汚れていて床板もグラグラしている箇所があったり、ベッドの布団には破れた箇所に「つぎ」が当たっていたり、壁紙も傷だらけなのにずっと貼り替えられていなかったり、常夜灯も故障していたので「まぶしいか、全く見えないか」の二者択一を迫られたり、持ち込んできたノートPCをつなぐためのインターネット回線設備も一応後付けであったものの、VDSLモデムがキンキンとノイズを発していてうるさいし、とにかく後付けのケーブルがあちこち這い回っていて見苦しい、といった具合に、いくらひいき目に見ても[これはひどい]という状態でした。山谷の2,000円台のドヤじゃないんだから。
予算の問題もあって難しかったのはわかるんですが、こんな様子を見て悲しくなりましたよ、いろんな意味で。