コミティア124にサークル参加してみた

5/5(土)に開催された「コミティア124」にサークル参加しました。

前日:宿の帳場を探してみた





 大型連休中で宿が取りにくい状況でしたが、今回は横浜中華街から歩いて行ける距離にある寿町で何とか取りました。ここは山谷や釜ヶ崎と同じく、バックパッカー向けの安宿の多い場所です。ところが……?
 着いてみると、帳場はあるものの電気が点いてません。そして「3階へどうぞ」とあります。3階に帳場があるのかと思ってフロア中を探しますが、帳場なんてありません。
 壁を見ると張紙があり、そこには部屋の番号と申込者である私の名前がありました。そして扉は開いた状態。


 部屋に入ると、テーブルの上には封筒があり、その中には部屋の鍵と請求書が。ものすごい放任主義です。部屋もベッドも清潔でしたが、安全面ではこの宿、ちょっと心配です……。

前日:中華料理を食べてみた





 それでも、中華街へ歩いて行けるのは利点です。金目の物は全部持って、もう一人のサークルスタッフであるもえぎのさんと一緒に中華街探検。いろいろ食べてきました。

当日:横浜駅に行ってみた



 宿の周りを少しだけ探検。近くに銭湯があると地図にあったので探してみましたが、更地になって何かの建物を建設中でした。残念。(ちなみに宿には風呂はありませんが4分100円のコインシャワーならありました)
 最寄駅は石川町駅。駅前にある幼稚園の名前「熊猫(パンダ)幼稚園」が可愛いです。それはともかく、根岸線横浜駅湘南新宿ラインで大崎駅→りんかい線国際展示場駅、が無難なコースです。それでも1時間以上は掛かります。横浜駅で途中下車して牛丼屋で朝食。

当日:5年ぶりにコミティアにサークル参加してみた



 会場に着いたのはサークル入場停止になるギリギリの時刻。時間の計算ミスです……が何とか入れました。次回から気を付けないといけません。それから大忙しで設営したり見本誌を提出したり。
 今回はうちのサークルの周辺は、欠席のサークルやら、ほとんど買出しに行って時々戻って来るサークルやらと、人通りが少ない、ある意味まったりした雰囲気の場所でした。また、前月の「技術書典4」では「コンピュータによる旧字旧かな文書作成入門」だけに絞って頒布した(そして需要に対し供給が全然足りず早々に完売)のに対し、今回は十数種類用意した事(目移りするのであまり良くないパターンらしい?)、そして宣伝不足もあってか、「技術書典4」の時ほどの売上はありませんでした。それでも、いろいろな方がサークルスペースにいらして下さり、中には本をお求めくださった方もいらっしゃり、嬉しかったです。

当日:また中華料理を食べてみた












 石川町駅を降り、今度は知人と3人で、今度は別の中華料理店へ。路地裏にも美味い料理を出す隠れ家的な店があるものです。この店は私的には大当たり。

翌日:「Hello! Project 研修生発表会2018 ~春の公開実力診断テスト~」に行ってみた





 当初心配だった宿も特に安全上のトラブルはなく、すっかり慣れてきた頃に、もうチェックアウト。この日は、ハロプロ研修生によるライブイベントがあると聞いてました。アイドル現場自体は行った事があっても、ハロプロの現場はほとんど見た事がない私は、ハロプロに詳しいもえぎのさんに「是非現場を見てみたいからガイドして欲しい」と頼み込んで、中野サンプラザで開かれるイベント「Hello! Project 研修生発表会2018 ~春の公開実力診断テスト~」に一緒に行く事にしました。
 もえぎのさんによると、研修生発表会は通常のコンサートと異なり、ハロプロの現場の中でも特殊なものらしいです。それを含め、私がよく行くアニメ声優とか同人音楽関係の現場と異なるところが色々観察出来て興味深かったです。
 最初に、研修生発表会は発表者の29人(当初は30人だったが一人病欠)が一人一人出て、ソロで歌ったり踊ったりするのですが、ほとんどの観客がペンライトを振らずコールもせず(禁止ではないがそれをやる空気ではない)、大人しく見てたところ。後でそのうちの一人に投票するのですが、「人気投票」ではなく「歌やダンスやキャラクター性の優れた人に投票」するものなので、じっくり観察する必要があります。
 次に、発表者みんなが、下は10歳から上は19歳とみんな十代である事。そして、その若い年齢でも、みんな歌唱もダンスもきっちり練習し、プロ意識を持って表現してる事。
 また、オープニングアクトや最後のミニライブでは観客もペンライトを振ったりコールしたりと、一般的なアイドルのライブ通りの雰囲気だったものの、「厄介勢」がほとんど居なくて比較的健全な雰囲気でしたし、そして狭い意味での「ヲタ芸」を打ったり、「イェッタイガー!」コールや「タイガー!ファイヤー!……ジャージャー!」といった「MIX」も特にありませんでした(私はMIXをやるのが大勢の空気である現場なら行った事がある)。
 ペンライトの振り方も、私の普段行く現場と異なるお約束がありました。普段は「縦振り」、バラード部分は「捧げ」(胸元からステージに向かって腕を伸ばす)の2パターンを最低限覚えれば大体OKな、声優系や同人音楽系現場と異なり、何だか複雑な手の動きをしてると思ったら、どうやらステージのアイドル達の手の動きを真似る「振りコピ」の様でした。振りコピでペンライトを振る現場なんて初めての体験で、見よう見まねで挑戦してみたものの、なかなか大変でした。
 私は「アイカツ!」「プリパラ」に倣って、アイドルのステージ衣裳を「ラブリー(キュート)」「ポップ」「クール」「セクシー」の4種類に分類しますが、この分類で行くと、今回の研修生発表会は、あまりにも「セクシー」ばかりに偏ってた気がしました。衣裳もセクシー路線なら、曲やダンスもセクシー路線ばかり。それも必ずしも悪くはないのですが、ハロプロ楽曲にはラブリーで可愛い曲も多いので、ラブリー分が足りないのだけは私個人としてはちょっと残念でした。十代の女の子が(℃-uteみたいな)セクシーなアイドルに憧れる気持ちはわからなくもないのですが、可愛い盛りの十代なんだから、ラブリーな衣裳や歌やダンスで表現する研修生がもう少し居てくれればもっと良かったです。あくまでも私の個人的な好みですが。と言っても、「ステージ全体、体全体を使って表現する」となると、ラブリー路線よりセクシー路線の方が表現しやすい事は確かに否めません。難しいところです。
 配布されたセットリストのうち、気になった人にチェックを付けたり、その中でも特に良かった人に丸を付けたりして検討した結果、私は金光留々ちゃん(No.14)に投票しました。ラブリーな手作りエプロンドレスで、歌もダンスも可愛くて上手だったのが印象に残りました。どっちにしようか最後まで悩んだ松原ユリヤちゃん(No.21)は、10歳にして歌もダンスもこんなに上手なのかと驚きましたが、「どうしてこの曲を選んだの?」と聞かれて「簡単だったから」と、大人びた忖度のない子供らしい返事が微笑ましかったです。彼女はきっと大物になります!
 最終的に、ベストパフォーマンス賞は島倉りかちゃん(No.9)に選ばれました。確かに、パワーを感じる恰好良いパフォーマンスだったのが印象に残った人でした。

翌日:秋葉原で「天下一品」のラーメンを食べてみた




 もえぎのさんと別れた後、秋葉原に新しく出来た「天下一品」に行ってラーメンを食べてきました。もちろん「あっさり」ではなく「こってり」の方で。これまでは神田や渋谷などに行って食べてましたが、よく行く秋葉原に出来たのが嬉しいです。

次のイベント参加予定は?

2018/5/19(土) 國語問題協議會 講演會
※國語問題協議會の会員でなくとも、予め申し込みすれば聴講出来る様です。詳しくは國語問題協議會講演會について(非公式解説)もご覧下さい。「はなごよみ」からは歴史的仮名遣による同人誌のみ頒布予定です。
2018/6/10(日) 第二回静岡文学マルシェ(配置番号:い-12)
2018/7/16(月祝) 第7回Text-Revolutions