一般人のメイド喫茶デビューをプロデュース Part2

 昨日の続き。
 これまでメイド喫茶に行った事のない人にとって、疑問だったり不安だったりする事柄は結構あるもの。たとえば、こういう質問をよく聞くものです。

メイド喫茶って、高いんじゃないの?

 一番よく聞かれる質問です。何だか、怪しげなパブと勘違いしてる人が多い気がします。「あんなキャバクラみたいな店のどこが良いのか、わからん」と首をかしげられたり、逆に「可愛い女の子、いるの?お持ち帰りできるの?」などと聞かれることがあります。
 そんな言葉を聞くたび、めちゃくちゃ勘違いしてるなァと苦笑するものですが、私はいつもこう説明しています。
 「制服が変わってるだけで、あとは普通の喫茶店とおおむね同じサービスだよ。価格も普通の喫茶店並〜+αくらいで、コーヒー・紅茶を飲むだけなら400〜600円くらいが相場かな。店員も接客はするけど接待(たとえば隣にべったり座って酒をついだり)とかはしないよ」
 具体的な金額を出すと大抵、「おおっ、安いじゃん」という反応が返ってきます。そして、単に「制服がかわいい普通の喫茶店」に過ぎないのだという事を、まだ完全にではないにしろ、とりあえず理解はしてくれる事が多いように思います。そして実際に現場に連れていってみると、本当に納得してくれます。

可愛い娘、いるの?

 これも比較的よく聞かれる質問です。やっぱり、女の子目当てで行ってると思われてしまうのかもしれません。そういう人もいないではありませんが、特に私のような正統派メイド喫茶ファンにとって、メイドさん=アイドルではなくただの店員であり、むしろ紅茶を味わうことや、メイド服や内装等のクラシックな雰囲気を楽しんだりといった具合です。最近は、観光スポットとして面白い体験をしたいという一般人も多いのでは。


 「私には誰が可愛いとかいう美的センスはよくわからんけど、まあ、いるんじゃない?」と、曖昧な返事を返すことが多いもの。でも、もし持ち合わせていたら写真(書籍とか、@ほぉ〜むのチェキとか*1)を実際に見せると、「結構可愛いじゃん」という返事が返ってくるものです。
 でも、「で、この娘、何て名前?」と私に聞かれても、返答に困ってしまう事があります。私は店の全体的な雰囲気やお茶には関心があっても、メイドさんに個人的な関心はあまりないので、名札に名前があっても、大抵は店を出た時、いやお茶を飲んでる間にキレイサッパリ忘れてしまうのです。

メイド喫茶って、中に入ったらどうやって楽しむの?

 「普通の喫茶店と同じでいいんだよ」と答えていますが、この質問主は何を想像していたのでしょうね。中の様子が想像できないうちは、魔境のように思えてしまうのかもしれません。

「お帰りなさいませ、ご主人様」って言ってくれるの?

 「店によりけり。これは後発のメイド喫茶が始めた風習で、老舗の店では普通に『いらっしゃいませ、お客様は何名ですか』って言われるよ」と答えると、「それは意外だ」という顔をされます。

メイドさんとゲームできるって本当?

 これも「店によりけり」と答えています。前項もそうですが、やっぱり、テレビで@ほぉ〜むの映像を見て「メイド喫茶ってこんな雰囲気の店なんだ」と思ってる人が多いものですね。

うちの近くにもメイド喫茶ってないの?

 最近よく聞かれるようになった質問です。秋葉原まで足を伸ばさなくとも、近くに同じような店があったら行ってみたいと思う人が最近増えてきたように思います。
 ちなみに私の地元である千葉県だと、京成千葉中央駅の西口と東口にそれぞれプリモカンパニーというメイド喫茶と、作膳というメイド居酒屋、JR東金駅前にエフセカンドというメイドバーがあります。
 プリモカンパニーにはまだ行った事がないので、近々行ってみたい(そして良かったら他の人も連れて一緒に行ってみたい)ものです。この店は、メイドスタイルの店員さんは、あくまでもオマケであって、本業は珈琲豆専門店という事なので、私の好みに合いそうな気がします。

*1:私の一番好きなのは右派店舗つまり正統派メイド喫茶だけど、左派店舗も行く時ありますよ。情報収集のために。