ミルフィーユ=千葉?千人娘?
さっきNHK教育のフランス語講座を見ていたら、面白い事を言っていた。
フランス生まれのお菓子に「ミルフィーユ」というものがあるが、この「ミルフィーユ」という発音だと、mille fillesつまり「千人の娘」という意味になってしまうんだそうだ。ということは、J'aime beaucoup ミルフィーユ!*1なんて言おうものなら、変な顔されてしまいそうだし、うっかりお菓子屋さんでミルフィーユ, s'il vous plaît.*2なんて言おうものなら「ハハハ、千人も用意できないわよ。うちには二人いるけど、売り物じゃありませんからね!」とか何とか言われちゃいそうだ。
フランス語では正確にはmillefeuilles=ミルフゥイユと発音するらしい。
ちなみに、千葉県の洋菓子屋チェーンの「オランダ家」では「千葉ミルフィーユ」というお菓子が売られているが、mille feuilles=千枚の葉っぱ=千葉、という洒落なのだとか。でも、フランス風洋菓子ばかり売られている店なのに、何で「オランダ」家なのかは未だに謎なのだが。
えっ、「俺はmille fillesよりも、mon cher frère...*3って懐いてくれるdouze soeurs*4が欲しい」って? はい、はい。