久々に本屋の漫画コーナーに行った

 最近は漫画を買っても通読ならぬ「積んどく」が多いような気がします。ずいぶん前に買った「ハチミツとクローバー」も5巻以降が未読だし、せっかく「小さなお茶会」完全版や「観用少女」完全版を手に入れたのに、まだ最初の方しか読んでないし……

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス)

現在10巻まで刊行中。美大を舞台に、淡い恋模様を描いた青春漫画。竹本君、純情過ぎてかわいい。はぐちゃんもかわいい。登場人物みんな個性的。
絶版らしいですが宝島社CUTIE COMICS版のハチクロ1巻も持ってたりします。一番最初のエピソードは竹本君じゃなくて真山君を主人公にする予定だったらしい痕跡が残ってたり、集英社版では切れてしまってる絵のはじっこの方が宝島社版ではちゃんと入ってたりします。

小さなお茶会 完全版(1)

小さなお茶会 完全版(1)

全4巻。猫の夫婦「もっぷ」と「ぷりん」のほのぼのとした日常をメルヘンチックに描いた作品。

観用少女【完全版】 明珠 (コミック愛蔵版)

観用少女【完全版】 明珠 (コミック愛蔵版)

全2巻。ミルクと砂糖菓子と愛情で育つという生きた人形「プランツ・ドール」をめぐる人間模様を描いた短編集。お人形好きの方には是非ともおすすめ。私はこの作品の題名だけは以前から知っていましたが、題名を誤解して食わず嫌いしてました。川原由美子先生ゴメンナサイ。それに、この作品を教えてくれたシャッツキステメイドさん、ありがとう。


さて今日買ってきたのは、

苺ましまろ(5) (電撃コミックス)

苺ましまろ(5) (電撃コミックス)

 久々の新刊。毎度の事ながら思うのですが、どうやって描けば、思わずほっぺたをプニプニしたくなるほど可愛らしい絵というか、子供らしい可愛らしさをこんなにうまく引き出した絵が描けるのだろう、と感心してしまいます。私も少し模写してみた事がありますが、見るのと実際に描くのとでは桁違い。登場人物の服装もかなり凝っていて、ファッションカタログからそのまま抜け出してきたかのような素敵な服がいっぱい。まさに「かわいいは、正義!」のキャッチフレーズ通りです。
 とは言え、ここまでかわいい絵柄も、この作品の魅力の半分でしかありません。まるで漫才とか大喜利をやってるかのような、思わず笑ってしまうギャグが至る所にちりばめられており、このシュールなギャグこそ、この作品の一番の醍醐味と言えましょう。とは言え、おたく受けする内輪ネタでは決してなく、「あったあった、自分の子供時代にも、こんな事が!」と思わずうなずいてしまう身近な題材ばかりです。今回は特に最後のエピソードがおすすめ。


小さな恋のものがたり 第41集―叙情まんが

小さな恋のものがたり 第41集―叙情まんが

 今年も「小恋」新刊の季節がやって来ました。「美しい十代」誌での連載開始が1962年6月ですから、今年で45周年。こんなに長く続いている青春漫画は珍しいかもしれません。
 長くなるとマンネリが心配ですが、今年も小波ながらいろんな騒動が起こってます。またチッチのライバル……もごもご……ネタバレは止めておきましょう。詳しくは読んでみてのお楽しみ。
 なお、今年もチッチとサリー カレンダー2008の予約が始まってます。

そういえば「りなちゃ」系をあまり読まなくなった

 上のリストを眺めてふと気付きました。最近「りなちゃ」系、つまり「りぼん」「なかよし」「ちゃお」あたりに連載されてる少女漫画を最近あまり読まなくなってきた事に。「愛してるぜベイベ★★」を読んで以来、最近のりなちゃ系はほとんどと言ってよいほど読んでいません。
 りなちゃに限らず、白泉系やマーガレット系等も、あまり読まなくなってきました。
 これは私の趣味が変わってきたのでしょうか、それとも、小学生〜高校生くらいをターゲットにした少女漫画の世界がかなり変わってしまったからでしょうか。あるいは、他のカテゴリに魅力ある漫画が多く登場するようになったからでしょうか。恐らく全部の理由でしょう。