「冬ソナ叩き」ができるのも韓流ブームのおかげです

 裴勇俊(ペ・ヨンジュン)が好きか嫌いかを見分ける一番わかりやすい方法がある。「ヨン様」と呼ぶのが、大好きな人、「ペ・ヨンジュン」と呼ぶのが、普通の人、「ペ様」とか「ペ」と呼び捨てにするのが、大嫌いな人である(「ペ」という名字をからかってる人を見るたびに、「少年アシベ」の登場人物である「ペッペッペ・ソーラン・アレマ」という名前を思い出すのは私だけだろうか)。

 さて、皆さんご存知の通り今は韓国ブームである。ここ数年の間で韓国文化が多くの人に好意的に受け入れられるようになっていった一方、このような風潮を好ましく思っていない人々も一部にいる。「冬ソナにハマってるおばちゃん」を奇異の目で見たり、「韓流ブームは電通の陰謀」「マスコミが報道しているほど韓国ドラマは全く流行っていない」などという噂が流れていたりする(私の観察している限り、後者は嘘の可能性が高いと断言する)。「韓国の悪い面を隠して、まるで良い国のように美化している」という意見もある。

 しかしあえて言わせてもらおう、現在こうやって韓流ブーム叩きが堂々とできるのも、韓流ブームのおかげであると。もはや「韓国ドラマ?何じゃそりゃ?」という時代ではなく、猫も杓子もヨン様の名前くらい知ってるほど有名になったからこそ、ヨン様は「ペ」とからかわれながら有名税として叩かれるようになった。

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メイド喫茶の次は、お掃除メイドさん

 まだまだ続くメイドさんブーム。今度はどうやら、部屋やオフィスのお掃除サービスをメイド服や執事の服(セバスチャンキタ―――――(゚∀゚)―――――ッ!!)を着たスタッフが行います、というサービスが登場していたらしい(あえてリンクは省略)。もうまるっきり漫画みたいで面白そう……なのだけど、やっぱり一回ン万円かかるわけで。昔も今もメイドさんを雇うのは金持ちのステータスシンボルか。