ディズニーもビックリ、「鳥獣戯画」の鳥羽僧正の著作権は800年以上有効?

京都の文化財、デジタル化で標的に

社寺が持つ文化財の画像をデジタルデータにして、雑貨やビルの内装として商品化する同社は、京都の企業ならではのビジネス分野を開拓して急成長を続けている。「データの不正使用には最も注意している。将来的には脅威に感じる」。越谷匠邦社長(31)は、「Winnyウィニー)」に代表されるファイル共有ソフトによる著作権侵害の横行に警戒感を示す。
高山寺右京区)の鳥獣戯画や、建仁寺東山区)の風神雷神図など著名な絵画は、陶器の図柄などに無断転用される例が後を絶たない。高山寺の田村裕行執事は「インターネットの広がりで、より多くの場面での転用が目につくようになった」と困惑する。
――京都新聞、2004年5月31日(月)。

 まあ何てずうずうしい。いつから著作権の有効期間は800年以上に延長されたのか。たとえば「鳥獣戯画」は鳥羽僧正(西暦1053-1140)の作品であるが、没後既に800年以上経過しており、著作権(没後50年まで有効)などとっくに切れている。高山寺は単に原本の所有者にしか過ぎず、著作権継承者ではない。勝手にその作品の著作権継承者を気取って独り占めし、著作権のない作品という人の褌で相撲を取って勝手に金儲けしようとたくらんでいる。これを「坊主丸儲け」と呼ばず何と呼ぼう。ぼんさんも、戒名料でぼったくる次は著作権ゴロときたものか。