中国政府公認 “紅旗Linux”


 どうもサーバマシンが不安定だった。ソフトをインストールしようにも途中でエラー終了してしまう始末。OSの再インストールをしようとしても途中で止まってしまう。
 原因は意外なところにあった。CPUと、CPUのコア欠けを防止するための板との間に少し水が付いていた。どうやらCPUが結露していたらしい。水を拭き取った後、例のコア欠け防止板を取り外して元通りCPUファンをセットしたら、今度はちゃんと動くようになった。OSも途中で止まらずちゃんとインストールできる。


[RedFlag Linux デスクトップ] これはチャンスと、NTサーバとLinuxを再インストールすることにした(デュアルブートにしている)。Linuxは使い慣れたRedHatにしようかと思ったが、どうせインターネットにはつながないし、LAN環境でCGIデバッグくらいにしか使わないので、ディストリビューションは何でもいい。私はイカモノ大好き人間なので、一寸前に話題になった中国版Linuxを入れてみようと思い立った。

 RedHat Linuxをベースにした、RedFlag Linux(中国名:紅旗Linux)というディストリビューションである。米国政府のスパイ活動に使われる抜け穴がどこに隠されているかわからない(←中国政府の単なる臆測)Windowsはできるだけ使わず、中身が完全に公開されていてしかも低コストなLinuxを使おう、という中国政府の方針の元に作られたLinuxらしい。インストーラや壁紙の、赤旗を持ったペンギン君が中々いい。

 少々苦労しましたが、無事インストールできました。左図のようなデスクトップです。