「りぼん」の全員プレゼントに応募せよ!(4/5)

1997/04/22より続く……)

最終実験結果報告

[りぼん5月号全プレの返送用封筒・表]
 「果たして,男でも少女雑誌の全員プレゼントをゲットできるのか?」という,まったくのおふざけと興味本位から始まったこの実験。しかし意外や意外,まったく成功してしまった。白黒だが,証拠写真勇者の証として(笑)載せておく。

 (ご覧の通り,応募券は封筒に貼って返送するためのもの。保護者名や学年は書かなかったし,氏名は(妹の名を借りず)私の実名で書いたけど,全然大丈夫だった)
 残念ながら,最後はちょっとした失態をやらかしてしまった。今日の仕事の帰り道,「もし今日届いていて,弟が受け取ってたらヤバイな」などと考えていた。確かにそれは虫の知らせだった。私が仕事で出かけている間に郵便で届いていて,家族で一,二を競うアンチ少女趣味*1主義者の弟が受け取ってしまったのだ!!


[りぼん5月号全プレの返送用封筒・裏]
 幸いゴミ箱行きにはなっていなかった。私の机の上を見ると,「りぼん」のロゴと可愛いキャラクターの入った,少し厚ぼったい封筒が投げ捨てられていた(左右の写真参照)。これは,彼にアレルギー性ショックを与えるのには効き過ぎもいいところだった。実際,今日,弟は私とほとんど口をきいてくれない。

 ついでながら言うと,弟はもともとは,そんなに少女趣味アレルギーでもなかった。小・中学時代の彼は,“オトコ向き”だろうが“オンナ向き”だろうが,いろんな本をまんべんなく読んでいた。だけど高専時代に一緒のクラスにいた暗〜いヲタク軍団のせいなのか,急にアレルギー体質になってしまったらしい。(ちなみに私のクラスにも,私を含めヲタクもどき?とか少女漫画が好きな人とかいたけど,多くは日常が明るいスポーツマンだからなのか,雰囲気がカラッとして明るかったように覚えている)

 それに,最近は活字の本すら読んでいるのをあまり目にしないような気がする。弟に勧められて「赤い靴探偵団」や群ようこのエッセイを読んだ昔が,とても懐かしい。

 やっぱりこの任務の最後の難関は,郵便受けである。私には痛いほどよくわかる。

*1:ここでの「少女趣味」とは「乙女チック」の方の意味。「少女趣味」という言葉をロリコンの意味に使うのは誤用。