「正かなづかひ 理論と實踐」一時休刊?・第7號原稿募集のお知らせ

 歴史的仮名遣で文章を書ける場として発刊された「正かなづかひ 理論と實踐」は、おかげさまで3周年。原稿をお寄せくださつたり校正や組版などを手伝つてくださつた皆様、お読みくださつた皆様、どうもありがたうございました。


 少し前にツイッターで書いた事ですが、ここで残念なお知らせです。
 はなごよみ発行の「正かなづかひ 理論と實踐」は、現在の発行形態の同人誌としてのものは、第7號で一旦終了します。
 今後は、歴史的仮名遣に関する資料やコンピュータで活用するのに便利な情報など、実用的な内容の特別号を発行予定です。*1
 「正かなクラスタの文集」的な、今の形態の同人誌も、「歴史的仮名遣で文章を書ける場」として意義があるとは思ふのですが、もし近い将来復活するにしても、今のままの体制や誌面ではなく、見直しを考へてゐます。

第7號の原稿を追加募集いたします

 テーマは「ごきげんよう」としてみました。「さやうなら」ではなく、また逢へるかもしれない含みを残して「ごきげんよう」。でも、もしかしたらこれが最後になるかも知れませんので、歴史的仮名遣について思ふところをはじめ、是非いろいろお書きください。

 また、小特輯「戦後の正かな使用者達」も募集中です。戦後の国語改革以降も歴史的仮名遣いを使ひ続けてきた人々や、現代において使ひ始めた人々について特輯します。有名人でも、身近にいらつしやる方でも、是非教へて下さい。

 勿論、テーマとは関係ない内容の投稿も歓迎致します。原稿の二次〆切は3/15を予定してゐます。詳しくは「正かな」ウェブサイトをご覧ください。
http://osito.jp/minkana/

*1:今年は、この分野や、私の「はなごよみ」ウェブサイトの完全移転に力を入れたいと思つてゐます。