ブログタイトルを変更しました

 ブログ開設の辞を書いた2005年11月以降、“「愛」も「萌え」も定義は広い。”のタイトルで続けてきた本ブログですが、今回から新しいタイトル“「変人」は褒め言葉”に変更しました。
 このブログを始めたばかりの頃は、今と比べると「オタク文化」が世間でそれほど理解されてなかった時代でした。「萌え」イコール「メイドさん」とか「萌え」イコール「ロリコン」の様に意味を狭く取られて誤解されがちだったので、「実は意味が広い言葉なんだよ、『愛』に恋愛も家族愛も博愛も含まれる様に」との意味を込めて名付けたタイトルでした。今ではオタクでない一般人に「萌え」と言ってすぐ通用する事も珍しくなくなりましたが(特に若年層)、まさに隔世の感です。
 タイトルは変りましたが、今後「萌え」について書く事を止めたわけではありません。今後も機会があれば書いていく予定です。


 さて、私は周囲の人に「どこにでも居る普通の人」と形容された事が一度もありませんが、逆に「変った人だね」と評価される事はしばしばあります。
 新タイトルの文句“「変人」は褒め言葉”通り、私もこの評価がお気に入りです。「人と同じ」とか「どこにでも居る普通の人」なんてのは私にとってむしろ悪い評価以外の何物でもありません。
 「人と異なる事を恐れるな」、これが私の人生のモットーです。それ自体悪い事でないのであれば、人と異なる事、変人である事を恐れる理由など、私にはありません。その事が人の役に立ったり、正しい事であるのなら、尚の事です。
 そして、その「人と異なる事」とは何なのか。それには色々ありますが、今後の記事で紹介していきます。
 それでは、今後も「変人」くまちゃんのはてなダイアリーをよろしく!


 最後に、今日の記事の「変人」な部分を明かします。実は今日の記事、歴史的仮名遣なのです。「あれ? すんなり読めたのに?」それでは、今日の記事の仮名遣を歴史的仮名遣に直してみてください。恐らく一ヶ所も直す部分が見当たらない筈です。
 歴史的仮名遣を現代の生きた言葉として使用する事は世間では「変人」とみなされがちですが、せめて文藝の世界では、そんな表現をする場所があって良い。いや、是非ともあるべきだ。そんな私の信念から、全頁歴史的仮名遣の文藝同人誌「正かなづかひ 理論と實踐」を発行したくまちゃんですが、本当は、歴史的仮名遣での文藝活動が当り前になって、ちっとも「変人」ではなくなる事が私の希望です。
 同人誌については、はてなブログ 歴史的仮名遣は生きてゐる - 「はなごよみ」公式ブログ も是非どうぞ。こちらは今後、同人サークル「はなごよみ」の公式リリースを掲載する予定です。そして、私の個人的な見解が多めの記事は(歴史的仮名遣に関する話題も含め)原則としてこちらに書く様、今後のダイアリー/ブログの棲み分けを変更予定です。