コミックマーケットへのサークル参加には抽選があります。これまで６回も当選続きだった「はなごよみ」も、今回初めて落選しました。
コミケのサークルチェックをしていらっしゃる方も多いでしょうが、「今回ははなごよみは落選だから回らなくて良いか」とお思いの方、ちょっと待った！
実は幸いなことに、姉妹サークル「書肆言葉言葉言葉」で「はなごよみ」の発行物を委託してもらう事になりました。
私と萌えぎのエレンさん(id:eal)もサークルスペースの店番をしていますので、是非お立ち寄りください。
日時：2012/12/31(月)
場所：東京ビッグサイト
スペースNo：3日目 東ヒ-57b
サークル名：書肆言葉言葉言葉
「書肆」←「しょつ」でなぜか変換できない
ここで問題です。サークル名にある「書肆」は何と読むでしょうか。
１．しょつ
２．しょりつ
３．しょし
正解は一番最後に書いておきます。
コミケ初売の頒布物
１．おもちくんとすまいるくん３ 300円
闇黒日記でお馴染み、おもちみたいな生き物のユーモラスな４コマ漫画。
２．とかげと正かなづかひの同人誌 300円
全頁歴史的かなづかひの同人誌で、動物シリーズ第５弾。猫・蟹・イカ・牛に続いて、今度は「とかげ」がテーマ。どんな原稿が集まるのか楽しみです。
３．綾波レイはどこへ消えた？ 100円
エヴァＱに関する考察をまとめた同人誌が早速出ます。「破」と違って何だかわけがわからない、と感じた方も、「Ｑ」の世界を理解する上での参考になるのではないかと思います。
詳しくは著者のサイトを御覧下さい。
http://d.hatena.ne.jp/eal/20121225
４．「正かなづかひ 理論と實踐」第３號
５．べこぼん（牛と正かなづかひの同人誌）
６．調布駅、地下へ
詳しくは、下記のエントリーを御覧下さい。
http://osito.hatenablog.jp/entry/2012/11/15/081640
また、旧刊もほぼすべて持って行きますが、冊数少なめですので、欲しいと思ったらお早めに。詳しくは下記サイトを御覧下さい。
https://osito.jp/dojin/
書肆＝しょし です
書肆言葉言葉言葉＝しょしことばことばことば と読んでください。「書肆」とは「本屋さん」の事です。
ウェブサイト「言葉言葉言葉」でおなじみの野嵜健秀さんによる同人サークルです。
私の主宰する「はなごよみ」と同じく、全頁歴史的かなづかひ（旧かなづかひ、正かなづかひとも）の同人誌を発行したり、相互に原稿を書いたりサークルの店番をやり合ったりと、協力関係にありますが、細かい部分に相違があります。
１．主宰者。「はなごよみ」は私、押井徳馬。「書肆言葉言葉言葉」は野嵜健秀さん。
２．「はなごよみ」は必要に応じオンデマンド本やオフセット本も出してますが、「書肆言葉言葉言葉」は今のところコピー本だけです（印刷は「はなごよみ」に委託）。動物シリーズとか、おもちくんとすまいるくんとかが500部出るなら、オフセット本にしても良いかもしれませんが……
３．組版も、「はなごよみ」は最近はInDesignを使用、フォントもヒラギノが主体であるのに対し、「書肆言葉言葉言葉」はWordとＭＳ 明朝・ＭＳ ゴシックでお手軽に組んでます。歴史的かなづかひの本も、前者は正字（旧字）の原稿はなるべく旧字の字形で印刷する方針なのに対し、後者は「正字にはこだはらない」方針で、Wordで無理なく可能な範囲でのサポートです。
４．「はなごよみ」は現代仮名遣の本も出してますが、「書肆言葉言葉言葉」は今のところ歴史的仮名遣で書かれた本専門です。
５．「はなごよみ」は読者サービスとして、紙版の刊行物の購入者向けに、PDF版ダウンロードサービスを実施中ですが、「書肆言葉言葉言葉」はあまり電子書籍に関心無い様です。
６．「はなごよみ」は表紙やカットにイラストを載せる事はあっても、全頁漫画の本は今のところありません。「書肆言葉言葉言葉」は漫画「おもちくんとすまいるくん」のシリーズを刊行中。
何はともあれ、今回コミケ初参加のサークル、「書肆言葉言葉言葉」、是非名前を覚えてください。
冬コミ三日目、「書肆言葉言葉言葉」のサークルスペースへのお越しをお待ちいたします。
