夏コミ新刊「どうして詐欺って気付かないの?」「萌えはお菓子」

今年の夏コミで個人誌を出します。

日時:2010/08/15(日) 10:00-16:00
イベント名:コミックマーケット78(C78)
於:東京ビッグサイト 東館 O-55a 「はなごよみ」
 
【頒布物】
1.「どうして詐欺って気付かないの?」(新刊)

(2010/08/13 原稿が完成したので、見本のPDF版をアップしました。→https://osito.jp/dojin/pubs/c78a.html:title=刊行物の紹介:どうして詐欺って気付かないの?(押井徳馬・著)])
 こちらの著者は私です。「どうしてシリーズ」(またの名を「入れ知恵シリーズ」*1)の三冊目。
 
 「振り込め詐欺についてニュースもたくさん流れていて、みんな注意するように言ってるのに、それでも騙される人が減らないのはどうして?」
 「冷静に考えれば儲からないことがわかっているのに、どうして先物取引とかマルチ商法みたいな一攫千金の怪しいビジネスに引っ掛かる人がいるの?」
 「人を殺すことは悪いことだってみんな知っているのに、どうして地下鉄サリン事件の犯人は平気でそんな犯罪を犯せたの?」
 ふと、このような疑問を抱いたことはありませんか。
 
 これらすべてに共通しているのは、「人の心を巧みに操って、特定の人やグループの言いなりにさせる」巧妙なテクニックです。これはまるで「手品」のようです。
 騙されている人に対して、証拠を挙げて「あなたは騙されていますよ」と説明しても、「違う!私は騙されていないし、押しつけられて無理矢理やってるわけでもない」と、まるで聞く耳を持たなくなってしまうことすらあります。
 このように、なぜ人の心はいとも簡単に操られてしまうのでしょうか。なぜ真実を知っても騙されていることに気付かないことがあるのでしょうか。この本は、人の心を操る悪質な「手品」の「種」を、専門用語をなるべく使わず、比較的わかりやすい言葉で暴露します。
 
2.「萌えはお菓子」(新刊)

 「はなごよみ」名義で出しますが、著者は私ではなく、萌えぎのエレンさんです。
 「萌え」とは何なのかについて語っている人は大勢います。そして、「素晴らしい文化」と褒める人もいれば、中には「子供っぽい趣味から卒業できていない」かのように扱ったり、「歪んだ性欲の隠れ蓑」であるかのように語る人すらいます。
 確かに、「萌え」は「お菓子」と同じように、外見は可愛らしいけど、「生活にどうしても無くてはならないもの」ではないかもしれません。しかし、お菓子を食べるとニコニコ幸せな顔になるのと同じように、「萌え」にも、人の心を幸せにする何かがあるのではないでしょうか。この冊子は、「萌え」とは何なのかについて、わかりやすい言葉でヒントを与えてくれます。
 
3.「どうしてカノジョをつくろうとしないの?」(既刊)

刊行物の紹介:どうしてカノジョをつくろうとしないの?(押井徳馬・著)
 
4.「どうして女の子のイラストばかり描くの?」(既刊)

刊行物紹介:どうして女の子のイラストばかり描くの?(押井徳馬・著)

詳しくは、下記のサイトにも情報を載せていますのでご覧ください。
同人特設ページ - はなごよみ
 
※なお、今回頒布する4種類の冊子は、すべて一般向指定です。コミックマーケット3日目にご来場の折には、是非当スペースにもお越しください。

*1:悪い知識を「入れ知恵」するのではなくて、「一見真実に見えるが、実際には根拠のない偽り」にどう答えるかのヒントを与える「入れ知恵」。