三度目の正直「新宿ビクトリアンカフェ エミリー」

 この店の再開店については以前書きましたが、7/15つまり開店日に行ってきました。
 窓には、なぜか小倉優子がウェイトレスさん姿のポスターが。何でゆうこりんなんだろうという疑問と、モデル料高かっただろうなという感想と。


 中に入ると、店内の雰囲気は前と大きく変わる事なく、比較的明るめの店内に高級な雰囲気のテーブルと椅子、例によって19世紀のイギリスのメイドさんみたいな、黒いロングスカートに白いエプロンのウェイトレスさんが応対してくれました*1。「おかえりなさいませご主人様」ではありません、確か「いらっしゃいませ」だったはず。基本的に真面目な喫茶店です。
 客席は半分くらい埋まってましたが、開店初日を知ってたのは、やっぱりおたく男子が多かったか。まあ私もその一人と言えば一人です。
 残念ながらアフタヌーンセットは売切れ。アイスティー(\500)と、いろんな種類のスコーンのアソート(\600)を註文しました。アイスティーはよくありがちな安っぽい味では全然なくて、香りをよく楽しめたし、スコーンはケンタッキーのビスケットみたいな固いタイプではなくてカロリーメイトの高級版みたいな軟らかいタイプのものでしたが、なかなか美味しい。


 大きく変わったところというと、以前は奥の書棚に英国ヴィクトリア朝関連の書籍がたくさんあって、販売もされていたのですが、今回は本は一冊も置かれていませんでした。でも紅茶の葉っぱと珈琲豆は置いてあって、買う事もできるようです。
 それに、前と違って、高級紅茶を前面に出したメニューというよりも、喫茶店として標準的な価格帯(紅茶・コーヒー\500〜)のメニューを中心に構成されていました。とは言え、あの\3,000の高級紅茶「シルバーニードルズ」は、メニューの片隅にあるといった具合ながらも、今なお健在でした。


 店の入口にある黒板には「三度目の正直」と書かれていましたが、今度こそはどうにか長く営業して欲しいものです。

*1:なお、ウェイトレスさんが前回と今回で一つ変わったのが、名札が付いたこと。とは言え、私はメイドさんに個人的な関心があんまりないので、名前はすっかり忘れてしまいました。ごめんなさい。