文化

あゝ勘違ひ

「月の法善寺横町」は「庖丁一本 晒にまいて」で始まるのでヤクザの歌だと小學生時代からずつと思ひ込んで居た。ヤクザと云へば刃物、そして腹に晒の布を卷くといふ聯想と、當時「庖丁一本 ヤッちやんに毆り込み」といふ替へ歌が小學生の間で流行つて居た所…

「冬ソナ叩き」ができるのも韓流ブームのおかげです

裴勇俊(ペ・ヨンジュン)が好きか嫌いかを見分ける一番わかりやすい方法がある。「ヨン様」と呼ぶのが、大好きな人、「ペ・ヨンジュン」と呼ぶのが、普通の人、「ペ様」とか「ペ」と呼び捨てにするのが、大嫌いな人である(「ペ」という名字をからかってる人…

まだまだ続く「冬ソナ」ブームの意味するもの

映画「シュリ」が火付け役となり、その後、日韓共同製作ドラマ「フレンズ」が話題になり、「冬のソナタ」がとどめの一撃として、一億二千万の日本国民に韓国映画・韓国ドラマの底力を知らしめた、ここ数年の日本の韓国映画・韓国ドラマブーム。 私が2002-06-…

好きな曲を本物のオルゴールで演奏できる

「オルゴール」と聞いて多くの人が頭に思い浮かべるのが、おもちゃや宝石箱やオルゴール人形などに組み込まれることも多い、小さなシリンダーオルゴールだろう。綺麗な音色なのだが、曲の交換が利かないのが残念なところである。たとえば自分の好きな曲とか…

今日は何の日

金色夜叉(こんじきやしゃ)の日。 と言っても「ハァ?」と言われるほど、最近は知名度が低くなってしまったが。ゼネレーションギャップと云うものか。かく言う私も最近まで「黄金バットや月光仮面なんかの仲間の、夜に姿を現す正義の味方の怪物」だとばかり思…

es!Booksに出店

es!Booksサイトに花暦書房を出店しました。と言っても、商売ではないので私には一銭も入って来ないのですが。要するに私のおすすめの本の紹介コーナー。私の「書店」は現在制作途上で、今後内容は増える予定。 もし欲しい本があればすぐ注文もできます。セブ…

「愛の精神医学」 〜 反精神医学という考え方がある

愛の精神医学作者: 野口昌也出版社/メーカー: 批評社発売日: 2003/09/01メディア: 単行本 クリック: 23回この商品を含むブログ (2件) を見る 「反精神医学」という考え方があるそうだ。一言で言うなら、「精神病という病気は無い」という考えである。いわゆ…

腹腹時計ってどんな時計?

つい先日、あちこちの電柱にこんなポスターがゲリラ的に貼られていた。(なお、写真はAUの携帯、A5301Tで撮影。画質は本物のデジカメには劣るが、ちょっとしたメモ程度には十分だ。本当に便利な時代になったものだ。) しかし、よく知らない人にとっては、謎…

「真珠夫人」、本日放映

東海テレビの昼メロ版「真珠夫人」は、菊池寛の原作とは似て非なるもの。脚色し過ぎ。原作では、嫉妬に荒れ狂う登美子もタワシコロッケも出てこない。まあ、別物と考えればそれはそれで面白いのだが……

韓国ブームは終わらない

「シュリ」の大ヒット以来、韓国映画がどんどん日本に入って来ている。ほんの数年前には、韓国映画なんてマイナーな趣味扱いされていたのが、全く嘘のようだ。今や、日本の実写映画は完全に韓国に負けていると思うのは私だけではなかろう。いやアニメですら…

暗い映画友之會

「四月物語」という映画を見た。しかし、尻切れトンボの結末で消化不良。 仕方ないので、口直しに「夢の島少女」を見た。知る人ぞ知る名作だそうだ。つげ義春的な、謎めいた世界だった。小夜子役を演じる中尾幸世はおかっぱ頭のすっぴん美人というのが時代を…

愛と青春の宝塚

藤原紀香主演で木・金曜と放映された「愛と青春の宝塚」と言い、昔NHKでやってた連続テレビ小説「虹を織る」と言い、舞台が戦時中以降になっていくにつれて、脚本がヘタレになっていくのはどうしてだろう……

テレビ〜ニョ

神奈川県のローカル局、TVKで放映されてるSAKU SAKUという番組は、つい最近まで幼児番組だとばっかり思い込んで、ずっと敬遠していた。サイコロに顔が付いたような変なぬいぐるみと、歌のお姉さんらしき人がトークしてる番組だったから、NHKでいう「あい…