「第8回Text-Revolutions」「技術書典6」「第二十八回文学フリマ東京」にサークル参加します

以下のイベントにサークル参加します。どれも当選しましたが、配置番号は現在未定ですので、確定次第お知らせします。

2019/3/21(木祝) 第8回Text-Revolutions
text-revolutions.com

2019/04/14 (日) 技術書典6
techbookfest.org

※「IMEをカスタマイズして歴史的かなづかひによる変換が出来る様にする方法」をテーマにした新刊を構想中です

2019/5/6(月祝) 第二十八回文学フリマ東京
bunfree.net

テキレボ8の企画「縦書きの奥付」「歴史的かなづかひ」を募集中

「縦書きの奥付」バナー
「歴史的かなづかひ」バナー
以前も書きましたが、「第8回Text-Revolution」に直接参加、または委託参加のサークルのうち、「縦書きの奥付」の本、または「歴史的かなづかひ」による作品を載せた本を頒布するサークルを募集中ですので、もしよろしければご参加下さい。

「縦書きの奥付」
docs.google.com

「歴史的かなづかひ」
docs.google.com

第8回Text-Revolutionsの企画「縦書きの奥付」「歴史的かなづかひ」を募集中

2019/3/21(木祝)開催、「第8回Text-Revolutions」にサークル参加します。
https://text-revolutions.com/event/

ここでは希望するサークルがイベント内企画を立てる事が出来るのですが、今回、「縦書きの奥付」「歴史的かなづかひ」をテーマに募集する事にしました。

「奥付が縦書きの同人誌を一種類でも頒布するサークル」「歴史的かなづかひによる作品を一つでも掲載した同人誌を頒布するサークル」は是非ご参加ください。締切は3/3の予定です。

「縦書きの奥付」
docs.google.com

「歴史的かなづかひ」
docs.google.com

第三回文学フリマ京都にサークル参加します

1/20(日)の「第三回文学フリマ京都」にサークル参加します。
西日本でのイベントは一年半ぶり(大阪)、今回の京都は初参加です。

日時:1/20(日) 11:00~16:00
会場:京都市勧業館みやこめっせ 1F第二展示場C・D面
サークル名:はなごよみ
配置番号:こ-20

当日頒布予定の本は以下の通りです。新刊の紹介はこの記事をご覧下さい。
osito.hatenablog.jp

本によっては、うちのサイトの同人誌紹介コーナー https://osito.jp/dojin/pubs/ に見本PDFがあります。)

■正かな同人誌等
コンピュータによる旧字旧かな文書作成入門 2018増補版
みんなのかなづかひ 創刊準備號、創刊號、2018、2019【新刊】
歩みの念 第一~二章(原稿用紙手書き版) ※第三章は未完成のため今回は持つていきません

■萌えぎのエレンさんの本
研究日誌
綾波レイはどこへ消えた?
あまJ
Rose Petals
モニ・セイクレッド ~アイドルまとめサイトの作り方~

■アニメ関係
NAGANO!【改訂版】
ガンダムの見方

■その他
どうして女の子の絵ばかり描くの?
見ただけでわかる各種ミネラルのあれこれ【新刊】
薬識手帖
萌えと音楽【新刊】

「正字正かな(旧字旧かな)についてのアンケート」結果発表

 2018年11月24日~12月10日まで、インターネットで「正字正かな(旧字旧かな)についてのアンケート」を実施しました。インターネット上、それも私を知る人が多めであるので「偏りなく集められたサンプル」ではなく、飽くまでも「参考程度」ですが、興味深い結果が出たのでご紹介します。ご回答くださった皆さん、どうも有難うございました。

あなたは正漢字(旧漢字)で文章を書きますか。

27 件の回答

毎日 6 22.2%
時々 5 18.5%
たまに 4 14.8%
ほとんど書かない 12 44.4%

あなたは歴史的仮名遣で文章を書きますか。

27 件の回答

毎日 11 40.7%
時々 6 22.2%
たまに 4 14.8%
ほとんど書かない 6 22.2%

※ネットでは同じ歴史的仮名遣で書く人でも、「新字旧かな」で書く人も多いのかもしれません。

正漢字(旧漢字)や歴史的仮名遣で文章をお書きの方に質問です。正漢字(旧漢字)や歴史的仮名遣で書くのは、どんな内容ですか。(複数回答可)

22 件の回答

昔の文章の引用 9 40.90%
人名等の固有名詞 8 36.40%
俳句や短歌 7 31.80%
歌詞 3 13.60%
4 18.20%
詩歌以外の文芸作品 8 36.40%
レトロ風の看板、パッケージ、ポスター等のデザイン 3 13.60%
技術文書 2 9.10%
ウェブサイトやブログ 8 36.40%
SNSへの投稿 18 81.80%
電子メール 6 27.30%
社内文書 0 0%
紙の手紙 4 18.20%
メモ 2 9.10%
私的な覺書の類 1 4.50%
書道練習(文芸作品に限らない) 1 4.50%
手帳、メモ 1 4.50%
Skypeみたいなメッセージアプリ 1 4.50%

※「SNSへの投稿」が断然多いのは、恐らくtwitterでアンケートの宣伝をしたからです。ともあれ、現代はネットが正字正かな実践の一番大きな場になった印象があります。

正漢字(旧漢字)や歴史的仮名遣で文章をお書きの方に質問です。漢字や仮名遣はどう確認しますか。(複数回答可)

20 件の回答

戦前の国語辞典や漢字字典 5 25%
戦後の国語辞典や漢字字典(紙の書籍) 11 55%
電子辞書 6 30%
インターネットの辞書サイト 13 65%
戦前の国語便覧 0 0%
戦後の国語便覧 2 10%
他人に聞く 1 5%
その他 Android版三国、WindowsATOK日国精選版 1 5%
その他 假名遣を紹介してゐるサイトや、青空文庫の作品(正假名で書かれた書物) 1 5%

※冊子にしろオンライン版にしろ、辞書で調べる習慣は大切ですね。

正漢字(旧漢字)や歴史的仮名遣で文章をお書きの方に質問です。どんな道具で書きますか。(複数回答可)

21 件の回答

紙に筆記用具で 16 76.2%
パソコン 14 66.7%
スマートフォンタブレット 14 66.7%

※インターネット全盛の時代ではあっても、「紙に筆記用具で」はまだまだ健在です!

正漢字(旧漢字)や歴史的仮名遣の文章をパソコン・スマートフォンタブレットでお書きの方に質問です。どの日本語入力ソフトで書きますか。(複数回答可)

19 件の回答

ATOK 7 36.80%
Microsoft IME 7 36.80%
Google日本語入力 9 47.40%
Mozc 0 0%
松茸 1 5.30%
漢直系 0 0%
手書き入力 3 15.80%
その他 SKK 1 5.30%

ATOKMicrosoft IMEGoogle日本語入力の「三強」の中でうまい具合にばらけました。それぞれ好みがあるのかもしれません。

正漢字(旧漢字)や歴史的仮名遣の文章をパソコン・スマートフォンタブレットでお書きの方に質問です。どのかな漢字変換辞書を使用して書きますか。(複数回答可)

16 件の回答

ATOK(文語モード) 6 37.50%
快適仮名遣ひ 2 12.50%
北極三號系(野嵜健秀氏による辞書や「餠辞書モバイル」も含む) 5 31.30%
契冲 1 6.30%
自作辞書 5 31.30%
漢直系なので不要 1 6.30%
手書き入力なので不要 1 6.30%
その他 韓国語IME 1 6.30%
その他 SKK 1 6.30%

※何が驚きかって? 「自作辞書」が5人も居る事です。そこまでやるか!?(褒め言葉)

あなたの身近には、日常的に正漢字(旧漢字)または歴史的仮名遣で文章を書く人が居ます/居ましたか。(複数回答可)

21 件の回答

祖父母 6 28.60%
父母 0 0%
兄弟姉妹 0 0%
それ以外の親戚 0 0%
学校の先生 1 4.80%
職場の人 0 0%
身近な友人・知人 2 9.50%
インターネットの友人・知人 15 71.40%
その他 いない 1 4.80%
その他 ウェブの「知らない人」しかゐない 1 4.80%

※私が子供だった昭和時代、「祖父母が戦前教育世代で、戦後も当用漢字や現代かなづかいに転向せず従来の表記を続けた」光景は当たり前にありました。それが今では「祖父母」よりも「ネットの友人・知人」の影響の方が断然大きくなりました。

あなたの身近には、新漢字の中に、時折、正漢字(旧漢字)が混じる人が居ます/居ましたか。

27 件の回答

はい 9 33.3%
いいえ 15 55.6%
わからない 3 11.1%

あなたの身近には、新仮名遣の中に、時折、歴史的仮名遣が混じる人が居ます/居ましたか。

27 件の回答

はい 10 37%
いいえ 14 51.9%
わからない 3 11.1%

※この二つの質問は、戦前教育世代だが新字新かなに転向した人や、昭和20年代の国語改革過渡期に学校教育を受けた人の影響を調べるためのものです。そんな人が身近に居ると「日本語のもう一つの書き方の痕跡」が伝聞ではなく身近な体験としてわかります。そこそこ多いみたいです。

歴史的仮名遣による現代口語文を読んだ事がありますか。あるとしたら、どこで読みましたか。(複数回答可)

27 件の回答

戦前の本 21 77.80%
戦後の本 20 74.10%
戦前の歴史を扱った資料集 10 37%
手紙 4 14.80%
電子メール 5 18.50%
SNSへの投稿 20 74.10%
ウェブサイトやブログ 19 70.40%

※「戦前の本」「戦後の本」は、初版の発行日の事なのか、読んだ本自体の発行日なのかを書くのを忘れました。次回のアンケートでは改善します。「SNS」「ウェブサイトやブログ」が、本と同じほどよく読まれるのが印象的です。

正漢字(旧漢字)や歴史的仮名遣での書き方をご存知の方に質問です。書き方をどこで学びましたか。(複数回答可)

24 件の回答

戦前の文献 10 41.70%
国語辞典や漢和辞典 11 45.80%
戦前の国語便覧 1 4.20%
戦後の国語便覧(当用漢字/常用漢字や現代かなづかい/現代仮名遣いの一覧を載せたもの) 3 12.50%
「私の國語教室」など戦後に書かれた手引書 12 50%
インターネットのウェブサイト 12 50%
戦前の国語教育を受けた人から直接 1 4.20%
戦後世代だが書き方を知る人から直接 4 16.70%
その他 小説や手紙などで読んで自然と。 1 4.20%
その他 学校で文語文法を学ぶうちに 1 4.20%
その他 餅(野嵜健秀)や熊(押井徳馬)からSNS経由で。 1 4.20%

※戦前教育世代から直々に学ぶ機会は少なく、「見て盗む」事が多かった気がします。「書き方」となると、正字正かなを擁護する意見を発信する人の本やウェブサイトが情報源になる事が確かに多いものです。次回のアンケートでは「俳句や短歌の手引書」も選択肢に追加予定です(雑誌では、仮名遣の解説特集が組まれる事もある)。

正漢字(旧漢字)や歴史的仮名遣で書いた事のある方に質問です。以下のうち、特に影響を受けた人や本などはありますか。(複数回答可)

20 件の回答

福田恆存(著書は「私の國語教室」等) 11 55%
丸谷才一(著書は「国語改革を批判する」「桜もさよならも日本語」等) 4 20%
萩野貞樹(著書は「旧かなづかひで書く日本語」「旧かなを楽しむ」等) 3 15%
土屋秀宇(著書は「学校では教えてくれない 日本語の秘密」「日本語「ぢ」と「じ」の謎」等) 2 10%
言葉 言葉 言葉(インターネットサイト) 11 55%
歴史的仮名遣い教室(インターネットサイト) 3 15%
正かなづかひ 理論と實踐(同人誌) 4 20%
みんなのかなづかひ(同人誌) 3 15%
コンピュータによる旧字旧かな文書作成入門(同人誌) 2 10%
祖父母 2 10%
父母 0 0%
それ以外の親族 1 5%
学校の先生 3 15%
俳句や短歌の関係の友人・知人 2 10%
政治関係の友人・知人 0 0%
神社関係の友人・知人 0 0%
身近な友人・知人 1 5%
インターネットの友人・知人 7 35%
國語問題協議會 2 10%
その他 青空文庫 1 5%
その他 なし 1 5%
その他 橋本進吉時枝誠記大野晋 1 5%

※予想の範囲内でしたが、「私の國語教室」を書いた福田恆存と、インターネットサイトの「言葉 言葉 言葉」の影響が大きいものです。「旧字旧かな=右翼、政治的保守派」と誤解する人が一部に居るため、「政治関係の友人・知人」(小堀桂一郎長谷川三千子あたりの人脈の影響を受けた人は果たして居るか?)「神社関係の友人・知人」(神社本庁の出す新聞も歴史的仮名遣で書いてるはず)を候補に入れましたが、残念ながら?ゼロでした。

正漢字(旧漢字)または歴史的仮名遣で書いた事のある方に質問です。周囲の反応はいかがでしたか。(複数回答可)

21 件の回答

ほめられた 2 9.50%
特に反応なし 16 76.20%
叱られたり反対されたりした 4 19%
周囲は知らない 3 14.30%
忘れた 1 4.80%
その他 「古文」と言はれたりしました。 1 4.80%
その他 「ふーん」みたいな感じ 1 4.80%

正漢字(旧漢字)または歴史的仮名遣で書く事に反対された事のある方に質問です。その理由は何でしたか。(複数回答可)

12 件の回答

新漢字や新仮名遣と混乱する 1 8.30%
新漢字や新仮名遣を習得できたかどうか先生がわからない 0 0%
旧漢字や歴史的仮名遣を「正しい」と決め付けるのは誤りだ 2 16.70%
右翼と誤解される 1 8.30%
相手に通じない可能性のある書き方で書くべきではない 7 58.30%
素人が書くものではない 3 25%
知識のひけらかしに見える 4 33.30%
気持ち悪い 4 33.30%
わからない 1 8.30%
忘れた 0 0%
特になし 1 8.30%
意図がないなら現代俳句では使わないほうがいい 1 8.30%

※「理由」は、だいぶばらけましたが、「相手に通じない可能性のある書き方で書くべきではない」を理由に反対する人がやはり多い様子。「右翼と誤解される」がほとんど居ないのは意外でした。次回のアンケートでは「時代遅れの書き方だ」「戦前回帰の書き方だ」も選択肢に追加する予定です。(この二つの質問、「叱られたり反対されたりした」の少なさの割には、反対の理由の回答が倍以上あるのが謎ではありますが)

以下のうち、あなたの意見に近いものはありますか。(複数回答可)

25 件の回答

旧漢字や歴史的仮名遣の一番の良いところは「美しさ」だ 6 24%
旧漢字や歴史的仮名遣は非合理的で面倒だが、その不便を楽しむのが魅力だ 2 8%
美しい国語」としての旧漢字や歴史的仮名遣は認めるが、「正しい国語」としてのそれは認めない 5 20%
初めての人に宛てた文章を正漢字(旧漢字)や歴史的仮名遣で書くのは避けた方がいい 5 20%
漢字は廃止すべきだ 0 0%
正漢字(旧漢字)や歴史的仮名遣は合理的な部分がある 20 80%
正漢字(旧漢字)や歴史的仮名遣で書くのは、ご先祖様がその表記で書き続けてきたから 8 32%
新漢字や現代かなづかいを導入した戦後の国語改革は「国語を破壊する悪い改革」だった 13 52%
国語を正漢字(旧漢字)や歴史的仮名遣に戻すべきだ 16 64%

※「漢字は廃止すべきだ」を含めそれ以前が、正字正かなを「特殊な用途としては認めるが、日常の表記としては認めない」人に多く見られる意見、残りが正字正かなを「日常の表記として使用する」人に多く見られる意見、として用意してみました。次回のアンケートでは「正漢字(旧漢字)や歴史的仮名遣には教養を感じる」を候補として追加する予定です(「みんなのかなづかひ2019」読者からの提案)。

正漢字(旧漢字)や歴史的仮名遣について、ご自由に意見をどうぞ

6 件の回答
初めての人に旧仮名で話しかけるなとは言わないが、旧仮名を使うことについて一言断ってあると印象がよくなると思います。ちょっとした一言があるとないとで、顔の見えないインターネット上ではかなり印象を左右すると思います。
僕は俳句をしてゐるのですが、定期テストとかでも無意識に解くと間違えて歴史的仮名遣ひになってしまうのでどうにか頑張って直してゐる
正しいものを正しいと認識できない人が多いのは残念な事かと
日本人の大多数が、表記やその歴史、国語改革についてあまりに無知・無関心なのが由々しい事態だと思つてゐます。
もっと道具的にも状況的にも、正字正かなをもりもり潤沢に使いたい。
昔の人の文章の假名遣ひまで「直」されてしまふのは、非常に残念です。

同じく12月3日~8日まで、次の二つのアンケートもインターネット上で実施しましたので紹介します。

追加の質問です。あなたは旧漢字による文章をどれほど読めますか。一番近いものを選んでください。

26 件の回答

大体わかる 17 65%
半分位はわかる 5 19%
人名漢字にあるもの位なら少しわかる 3 12%
嫌になるのであきらめる 1 4%

追加の質問です。あなたは歴史的かなづかひによる現代の文章をどれほど読めますか(漢字が新漢字の場合)。一番近いものを選んでください。

28 件の回答

大体読める 24 86%
半分位は読める 2 7%
読み方がわからないものの方が断然多い 1 4%
嫌になるのであきらめる 1 3%

※繰り返しますが、このアンケートはインターネット上、それも私を知る人が多めであるので「偏りなく集められたサンプル」ではなく、飽くまでも「参考程度」です。それでも正字正かなを「大体読める」人が半数以上。仮名遣に至っては大体の人が読める(中学校で学ぶし勘でも大体読めるもの)。

「コミックマーケット95」新刊案内

コミックマーケット95」(三日目 東L04b「はなごよみ」)での新刊についてご案内します。
osito.hatenablog.jp

みんなのかなづかひ2019

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表記:正字・正かな、新字・正かな
予価:1000円
内容見本(PDF): https://osito.jp/dojin/c95a01_preview.pdf

今回は主宰の押井徳馬が今年書き溜めた内容が中心。「豫言(予言)」と「預言」の書き分けについて調査した平頭通さんの記事や、かんざしを盗んだ犯人を追ふ明日槇悠さんの小説「歩みの念 第三章」等の力作も。なほ、表紙はコシヌケ1040さんが描いてくださいました。表4(反対側の表紙)も必見!

漢字ミュージアム探訪記(押井徳馬)
二〇一八年國語問題關聯ニュース(押井徳馬)
あなたの二〇一九年は何の元年?(押井徳馬)
仮名遣の使ひ方(名賀月晃嗣)
用言活用表(押井徳馬)
口語に混ぜたい文語表現(押井徳馬)
現代かなづかい前史(押井徳馬)
豫言と預言(平頭通)
事業休止! どうなる「契冲」?(押井徳馬)
五月三十日(絲)
うまい韓国中華(明日槇悠)
歩みの念 第三章(明日槇悠)

見ただけでわかる各種ミネラルのあれこれ

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表記:新字・新かな
予価:200円
委託本。去年発行した「見ただけでわかる各種ビタミンのあれこれ」の続篇です。著者曰く「ミネラルについて専門的に扱った本がなかったので書いた」との事。ミネラルの種類や特徴、多く含まれる食品を紹介します。

萌えと音楽

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表記:新字・新かな
予価:300円?(ページ数未確定のため変更される場合がありますのでご諒承下さい)
押井徳馬×萌えぎのエレンのコンビによる初の合同誌で、「萌え」にまつわる音楽シーン(特にアイドルソング同人音楽)の話題について扱います。
今回は「創刊準備号」的な位置づけで、もし反響があれば原稿を募集して次号を出す……かもしれません!?

記事の予定内容
同人音楽とアイドルはどこが違う(押井徳馬)
同人音楽に触れてみよう(押井徳馬)
同人音楽ライブに行ってみよう(押井徳馬)
萌えソング・電波ソングとは(押井徳馬)
同人音楽のおすすめアーティスト(押井徳馬)
つんく♂は萌えをどう語ったか(萌えぎのエレン)
つんく♂の言うロックとは(萌えぎのエレン)

コミックマーケット95(冬コミ)三日目にサークル参加します

12/31(月)に「コミックマーケット95」にサークル参加します。

日時:12/31(月) 10:00~16:00
会場:東京ビッグサイト
サークル名:はなごよみ
配置番号:東L04b

当日頒布予定の本は以下の通りです。
(新刊はWebカタログ https://webcatalog.circle.ms/Perma/Circle/10123770/ にも掲載。本によっては、うちのサイトの同人誌紹介コーナー http://osito.jp/dojin/pubs/ に見本PDFがあります。)
新刊は目下制作中です。今回は省略しますが、形が大体出来次第、改めて紹介記事を掲載します。

■正かな同人誌等
コンピュータによる旧字旧かな文書作成入門 2018増補版
みんなのかなづかひ 創刊準備號、創刊號、2018、2019【新刊】
歩みの念 第一~二章(原稿用紙手書き版) ※第一、二章は在庫があります。第三章は未完成のため今回は持つていきません

■萌えぎのエレンさんの本
研究日誌
綾波レイはどこへ消えた?
あまJ
Rose Petals
モニ・セイクレッド ~アイドルまとめサイトの作り方~

■アニメ関係
NAGANO!【改訂版】
ガンダムの見方

■その他
どうして女の子の絵ばかり描くの?
見ただけでわかる各種ビタミンのあれこれ
見ただけでわかる各種ミネラルのあれこれ【新刊】
薬識手帖
萌えと音楽【新刊】

正字正かな(旧字旧かな)についてのアンケート」を実施中です(今週中締切予定)

docs.google.com
正字正かな(旧字旧かな)についてのアンケート

新刊「萌えと音楽」について

萌えぎのエレンさんはハロプロ系アイドルに強く、押井徳馬は声優や同人音楽の現場に強い。押井徳馬×萌えぎのエレンの二人それぞれの異なる視点から「萌え」と「音楽」について語る記事を「コンピレーション・アルバム」的に載せた本にする予定です。

実はこの新刊、記事も募集中です。「萌えと音楽」をテーマにしたエッセイや論考やガイドなどの文章、イラスト、漫画など、書ける方はいらっしゃいますか。是非お声をお掛けください(Twitterまたはメールでお問合せください。コピー本として出す予定です。12/23辺りで締め切ります)。ネタかぶりもOKです。特に「同人音楽」について語りたい方はいらっしゃいますか?
(一応書いておきますが、「萌えと音楽」は「みんなのかなづかひ」とは別の企画ですので、現代仮名遣いによる原稿は仮名遣を直すことなくそのまま掲載します。ご安心ください)

小川榮太郞「おーい、文壇人諸君!」の歴史的仮名遣をチェックしてみた

 最近は、文芸評論家の小川榮太郞に関する話題がネットで盛んです。小川氏が新潮45に書いた内容はLGBT問題について誤解を広めかねない内容なので、私は小川氏の書く内容については擁護するつもりがない事を、あらかじめお断りしておきます。

 歴史的仮名遣で文芸活動を実践する私として気になった事が一つあります。小川氏がフェイスブックに書いた投稿「おーい、文壇人諸君!」の「歴史的仮名遣に誤りがある」「中途半端だ」とする意見をネットで見掛けました。果たしてそれは本当なのか。

小川 榮太郎 - 【おーい、文壇人諸君!】... | Facebook

 そこで、この文章の仮名遣を私が勝手に校正してみました。
 青色:歴史的仮名遣として正しい箇所
 黄色:歴史的仮名遣としても現代仮名遣いとしても正しい箇所
 赤色:歴史的仮名遣として誤った箇所

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 再び繰り返しますが、私はこの文章の内容については必ずしも擁護しません。しかし結果は「完璧な歴史的仮名遣」でした。一箇所か二箇所は赤色のマーカーで塗りつぶして「歴史的仮名遣の決まりに従って書くなら、これが正しい仮名遣です」と注釈を入れる事になるかと思ったら、そんなのは一箇所もありませんでした。

「『い』を『ひ』で書くのが歴史的仮名遣」ではなかったの?

 学校の古文の授業では「『ゐ』『ゑ』は『い』『え』」「『かう』『さう』等は『こう』『そう』等」「単語の最初の字以外の『はひふへほ』は『わいうえお』」等と、「歴史的仮名遣を現代仮名遣いに直す法則」を学ぶ事があります。
 しかし、「この法則を逆にすれば、現代仮名遣いから歴史的仮名遣に直せる」わけではありません。それが出来れば苦労はありません。
 実は、歴史的仮名遣では、同じ「イ」で発音するかなを、言葉によって『い』『ひ』『ゐ』の三つで書き分けるのです。
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 現代仮名遣いでも

  • 同じ『ワ・エ・オ』で発音する言葉でも、『くっつきの は・へ・を』や『こんにちは』『こんばんは』は『わ・え・お』ではなく『わ・え・を』で書き分ける
  • 同じ『ジ・ズ』で発音する言葉でも、『ちぢむ』『つづく』『はなぢ』『きづく』等は『じ・ず』ではなく『ぢ・づ』で書く
  • 同じ『エー・オー』で発音する言葉でも、『せんせい』『ねえさん』『おうさま』『おおかみ』と書き分ける

規則がありますが、歴史的仮名遣にはこの種の法則がもっとたくさんある、と思っていただければ話は早いです。
 少し脱線しますが、上に挙げた三つは正確には「歴史的仮名遣にたくさんあった、発音に対するかなの書き分けの法則のうち、『歴史的仮名遣に基づく書き分けの決まりを残さないと、歴史的仮名遣に慣れた世代にとって違和感があまりにも大きく、現代かなづかいへの移行を猛反対されて国語改革が失敗しかねないので、譲歩してそのまま、またはアレンジして残した」部分です。当時は、現代かなづかいを作った国語審議会のメンバーも「新しい仮名遣で学ぶ子供達はそれらの言葉も『わ・え・お』等と書くのが自然なはずで、旧来の『は・へ・を』はそのうち淘汰される」と思ったらしいですが、不思議な事に、現代仮名遣いで教育を受けた私達の世代も『は・へ・を』の方がやはり自然なものです。

歴史的仮名遣でも音便は発音通り書く

 「現代仮名遣いで『わいうえお』と書くかなを、歴史的仮名遣で『はひふへほ』と書く事がある」のは事実です。その一つが、ハ行で五段・四段活用する動詞です(ただし「~おう」は「~ほう」ではなく「~はう」になります)。
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 その他にも「しあはせ(しあわせ)」「かほ(かお)」等の言葉をハ行で書きます。
 一方、「ない」は元々「ない」と書きますし、「短い」などの形容詞や、「~について」等は「短き」「つきて」の音便で、ハ行とは特に関係ありません。それで「い」のまま書きます。
 言葉によっては「ゐ」の字で書く事もあります。
居る:ゐる
要る、入る、煎る、射る:いる
と書き分けます。その他、「ゐのしし」「ゐなか」、漢字だと「居」「井」で書く「イ」(ゐざかや、ゐど等)、動詞では「用ゐる」「率ゐる」も(居るに由来する複合語らしいので)「ゐ」で書きます。

コンピュータで歴史的仮名遣入力

 時々、「わざわざ仮名遣の異なる部分を消して書き直してるの?」「わざわざ辞書登録してるの?」「旧漢字の場合はは外字を作ってるの?」と聞かれる事があります。しかし今はその必要がありません。Windows/Mac版のATOKでは標準機能として、歴史的仮名遣で書く機能が既にあります。その他のかな漢字変換システムでも、歴史的仮名遣による変換辞書をインストール出来る場合があります。
 詳しくは拙著「コンピュータによる旧字旧かな文書作成入門」をご覧下さい。冊子版は「とらのあな」通販でもご購入いただけます。

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はなごよみ 押井徳馬 コンピュータによる旧字旧かな文書作成入門 2018増補版 - とらのあな全年齢向け通信販売

歴史的仮名遣は文化

 インターネットは、どんな言語・どんな表記も拒みません。
 世界中の人々が英語や日本語だけでなくあらゆる言語でウェブサイトを制作したりツイッターに投稿したりします。管理者の決めた決まりが特にない限りは、英語であればイギリス英語でもアメリカ英語でも大丈夫。中国語であれば繁体字で書く人も居れば簡体字で書く人も居ます。「人工言語」を作ってそれで書く人も居ます。古くからあるエスペラント語に限らず、数多くある様です。
 日本語についても、管理者の決めた決まりが特にない限りは、現代仮名遣いでも歴史的仮名遣でも書く事が出来ます。

 かつては、旧漢字や歴史的仮名遣による表現活動が今ほど自由に出来ない時代がありました。旧漢字や歴史的仮名遣での出版に理解のある出版社を見付ける事からして一苦労。「それは出来ない」「新漢字や現代かなづかいに直さないと出せない」が当たり前の返事。それもそのはずです。印刷所の活字は1949年に「当用漢字字体表」が出来て、1950年代には新漢字の活字にどんどん更新されて旧漢字の活字がなくなりつつありましたし、旧漢字や歴史的仮名遣のわかる校正者も少なくなりました。苦労してやっと理解のある出版社を見付けたと思ったら、今度は誤植がひどい、といった具合でした。「新漢字や現代かなづかいに直せばこんな苦労は要らないのに、そこまでして旧漢字や歴史的仮名遣で出す必要があるのか」とあきらめた作家もきっと多かったはずです。ここまでは現在も大体同じです。
 しかし今では、紙のメディアで出せなくても「インターネット」があります。自分でウェブサイトやブログを作ったり、ツイッターフェイスブックに投稿すればいいのです。紙のメディアにしても、今はコンピュータによるDTPがあります。旧漢字でも歴史的仮名遣でも自由に組版して、印刷所にPDFファイルを入稿すればいいし、印刷料金も昔と比べてかなりお手頃になりました。

 今や絶滅危惧種歴史的仮名遣ですが、これは文化です。歴史的仮名遣による表現の文化が「剥製の様な死んだ文化」としてではなく「生きた現代の言葉」として残って欲しいと私は願ってますし、無理のない範囲でネットや同人誌による表現活動を実践中です。

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歴史的仮名遣に関する質問箱

 歴史的仮名遣で現代の言葉を書く事について、よく聞かれる質問をまとめてみました。是非ご覧下さい。
正字正かな質問箱